映画『パシフィック・マザー』

海のように、母のように。


2025912日(金)〜
沖縄先行
シネマプラザハウス1954

20251031日(金)〜
ヒューマントラストシネマ渋谷&アップリンク吉祥寺
全国順次ロードショー



Trailer


Introduction

沖縄、ハワイ、タヒチ、クック諸島、ニュージーランドに暮らす
海と共に生きる女性たちの出産の物語を通じて、
人と海、そしてコミュニティの
つながりについて問いかける。

沖縄出身の俳優でフリーダイバーの福本幸子と、
フリーダイビング世界チャンピオンである彼女のパートナー、ウィリアム・トゥルブリッジは、
伝統的社会の出産の慣習、地域コミュニティのサポートの重要性、
そして海洋環境保全の深い繋がりを探るため、
日本からハワイ、タヒチ、クック諸島、アオテアロア(ニュージーランド)と、太平洋を横断する旅に出る。
出産という、未来へ命を紡ぐ奇跡であり、何億年もの間変わることなく続いてきた生命の営みを通し、
家族関係、レジリエンス(困難を乗り越えて回復する力)、そして人と自然の相互関係を深く探る作品。

2023年Doc Edgeフェスティバルで、最優秀ニュージーランド映画賞、最終監督賞、最優秀編集賞、
最優秀撮影賞など複数の賞を受賞。
2023年ハワイ国際映画祭パシフィカ賞ファイナリスト/2024年FIFO(タヒチ)オープニング上映/
2024 ネイティブ・レンズ映画祭(ソロモン諸島)、2024年太平洋人権映画祭(フィジー)正式招待作品。

いつか子どもたちが
親になる日がきたら、
出産は自然の一部であることを
知っていて欲しい。
それを慈しみ、怖がらないで欲しいな。

福本幸子(沖縄)

If my children decide to become parents one day,
I hope they will know that birth is a natural part of
life. They will embrace it and they won’t fear it.
Sachiko Fukumoto

すべての出産は美しいもので、
美しくあるために、
ある特定の方法でなければ
ならないということはありません。

キミ・ウェルナー(ハワイ)

Birth is a beautiful thing, it doesn’t have
to look a certain
way to be beautiful.
Kimi Werner, Hawai’I

Ka mua, ka muri 先人の道を、未来へ進む
NZ先住民マオリ族の格言より


Cast

福本幸子 / Sachiko Fukumoto

沖縄出身
女優・フリーダイバー・海洋活動家

沖縄出身の女優、映像作家、フリーダイバー、海洋環境活動家である彼女は、女性の出産ストーリーを共有し伝統と自然、特に海とつながりを明らかにすることに情熱を注いでいます。

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キミ・ウェルナー / Kimi Werner

ハワイ
素潜り漁全米元チャンピン

サスティナブルフィッシュングの提唱者であり、シェフであり、元アメリカ・スピアフィッシング・チャンピオンであるキミは、望んでいた自宅出産はできませんでしたが、信頼関係がある助産師が、病院出産に必要な知識とサポートを与えてくれたと感じています。

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ラヴァ・レイ / Rava Ray

タヒチ
アーティスト・タヒチアンダンサー

アーティスト、ジュエリーメーカー、フリーダイバーであるラヴァは、故郷タヒチのラグーンで出産したいと考え、彼女の夢をサポートしてくれる助産師を探すためにハワイを訪れました。彼女は、写真、アートワーク、ジュエリーを通して、海への愛を伝え続けています。

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イオアナ・ツリア / Ioana Turia

クック諸島
ポリネシア伝統カヌー(ワカアマ)クック諸島元ジュニアチャンピオン

伝統的カヌーVAKAの乗り手で、フリーダイバーでもあるイオアナは、もともとニュージーランドで助産師と一緒に出産する予定でしたが、COVID-19のためにラロトンガの病院に入院することになりました。彼女は、失われた伝統を他の女性たちに伝え、女性たちの本能的な出産の決断をサポートすることに情熱を注いでいます。

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Staff

オリジナルコンセプト : 福本幸子

監督 : キャサリン・マックラエ (Katherine McRae)

キャサリンは2007年から映像監督として活動し、「ショートランドストリート」や「ゴー・ガールズ」などの人気ドラマを手掛け、2019年にドキュメンタリー映画に進出しました。
短編『Abandon Ship』は多くの映画祭で上映され、2019年の短編ドキュメンタリー『Water Baby』は700万回以上再生され、Loading Docsで最も視聴された作品となりました。現在、大学で演出と演技を教えています『Go Girls』『Nothing Trivial』『Shortland Street』など、ニュージーランドを代表するシリーズに携わってきた実績をもち、深い洞察力でストーリーを紡ぐ監督として知られています 。

プロデューサーチーム :

小澤みぎわ (Migiwa Ozawa)

小澤みぎわは、ニュージーランド在住30年以上の映像プロデューサーで、日本とニュージーランドの映像業界をつなぐ架け橋として活躍してきました。パシフィック諸島の中心的な拠点としての経験を活かし、海と自然を愛し、先住民族と深い関わりを持ちながら、伝統に根ざした未来を創るプロジェクトに情熱を注いでいます。
これまでに『ラストサムライ』や『Xena: Warrior Princess』などの大作をはじめ、映画、ドキュメンタリー、テレビ番組の制作で国際的な経験を積み、特にCMプロデューサーとしても活躍。日本企業のニュージーランド撮影を数多くサポートしてきました。2019年には『Water Baby』がオンラインで7.8百万回以上の視聴を記録。彼女が手掛ける作品は常に高い評価を受けています。

山口 晋 (Shin Yamaguchi)

東京を拠点に活動する受賞歴のあるプロデューサーの山口晋は、2005年に設立した「knockonwood Inc.」を通じて、ソニー、トヨタ、ディズニー+など国内外の企業向けに数百本以上の映像作品を手がける。企画から完成まで、世界中のクライアントや映画製作者と共にプロジェクトを進行。
主な映画作品に、ガスパール・ノエ監督『エンター・ザ・ボイド』(2009年)、HIKARI監督『37セカンズ』(2019年/ベルリン国際映画祭2冠)などがある。

アレックス・リード (Alex Reed)

Bloom Picturesのオーナー兼リードプロデューサー、アレックス・リードは、ケン・ローチ監督の映画5本で制作のキャリアをスタートさせました。彼女はニュージーランドの映画業界における第一人者であり、ドキュメンタリーとドラマの両方に情熱を持つ、経験豊富なクリエイティブなスクリーンプロデューサーです。アレックスは、映画やテレビの制作において20年以上の経験を誇り、ストーリー開発やプロジェクト提案において非常に高い評価を受けています。

カリン・ウィリアムズ (Karin Williams)

カリン・ウィリアムズは、クック諸島出身のニュージーランドの映画プロデューサーです。太平洋の文化に深い繋がりを持ち、ドラマ、ドキュメンタリー、テレビなど様々なジャンルで活躍しています。彼女は少数派の声を届けることに情熱を注ぎ、特に太平洋諸島の人々の物語に焦点を当てた作品を手掛けてきました。多様性と文化的表現を重視し、ニュージーランドおよび太平洋映画業界で重要な役割を果たしています。

圧巻の映像美と心を打つ音楽が融合

『アバター』の水中撮影を手がけたピート・ズッカリーニをはじめ、各国の一流の映像チームによって創り出された海と一体となるような美しい映像世界。音楽は映画『ロード・オブ・ザ・リング』のPLAN9が監修し、沖縄、ハワイ、クック諸島、タヒチ、ニュージーランドなど、物語の舞台となる島々の音楽が現地アーティストと共に丁寧に紡がれました。
ディズニー映画『モアナ』『モアナ2』の音楽にも携わった歌姫オリヴィア・フォアイが書き下ろしたオリジナルテーマ曲「Mai Anamua 〜時を紡ぐ〜」が、Spotify、Apple Music、Amazon Musicなどの各種音楽配信サービスで配信中。

テーマ曲を聴く


Comment

順不同/敬称略

  • この息を吞むようなドキュメンタリーはただ美しいだけでなく、深いメッセージをもっています。是非大きなスクリーンでこの作品を見て欲しい。特別な経験があなたを待っています!

    Gream Tucket (NZ全国紙映画評論家)

  • この映画は、なんだか地球や海の声が(作品中で、母親が胎児や、自分の身体の声を聴くことができる、というように)2025年の今を生きる私たちに何かを語りかけている、その翻訳メッセージの1つであるように感じられます。
    私たちはここから、何を受け取り、そしてまた、発していくのでしょうか?

    杉本あおい (海洋社会学者、大学教員)


Theater

上映情報

上映期間・上映時間等の詳細は直接劇場にお問い合わせください。
急遽変更となる場合があります。

地域 劇場名 電話番号 公開日
神奈川 逗子シネマアミーゴ  0468-73-5643 11月16日(日)〜11月29日(土)
大分 日田リベルテ 0973-24-7534 11月22日(土)〜 11月30日(日)
熊本 Denkikan 096-352-2121 11月21日(金)〜11月27日(木)
岐阜 CINEX 058-264-7151 11/29(土)〜12/12(金)
沖縄  ゆいシネマ|あまくま座 石垣島 savetheyuicinema@gmail.com 11月28日〜
長野 上田映劇 0268-22-0269 11月28日〜
宮崎 セントラルシネマ宮崎 0985-23-2336 11月28日(金)〜
静岡 浜松シネマイーラ 053-489-5539 11/28(金)〜12/4(木)
富山 富山ほとり座 076-422-0821 12月6日(金)〜12月12日(木)
高知 黒潮あかつきシアター 0880-43-2110 1月16日(金) 〜 28日(水)
大阪 土間シネマ https://domacinema.com 1月5日(月) 〜 1月10日(金)
和歌山 ジストシネマ和歌山 073-480-5800 12月5日(金)〜12月18日(木)
愛知 名古屋シネマスコーレ 052-452-6036 調整中
山口 萩ツインシネマ 0838-21-5510 調整中
愛媛 松山シネマルナティック 089-933-9240 調整中
兵庫 CINEMACTION 豊岡劇場 0796-34-6256 調整中
沖縄 シネマプラザハウス1954 098-987-8170 終了
東京 ヒューマントラストシネマ渋谷 03-5468-5551 終了
東京 アップリンク吉祥寺 0422-66-5042 終了
京都 アップリンク京都 075-600-7890 終了
東京  シネマネコ 青梅 0428-28-0051 終了
神奈川 横浜シネマ・ジャック&ベティ 045-243-9800 終了
高知 高知県立美術館ホール | イベント上映 ahudklfin@gmail.com 終了
神奈川 逗子文化プラザホール|イベント上映 終了
長野 千石劇場 026-226-7665 終了
長野 東座 0263-52-0515 終了
香川 ホール・ソレイユ 087-861-3366 終了
大分 別府ブルーバード劇場 0977-21-1192 終了

小さなお子さまと一緒にご鑑賞を希望される方へ

『パシフィック・マザー』は、“いのちの誕生”をテーマにしたドキュメンタリー作品です。 本作では、海とともに生きる女性たちのそれぞれのバースストーリーを通して、人と海、そしてコミュニティのつながりを描いています。

作品のテーマに鑑み、3歳未満のお子さまを連れてのご入場を心から歓迎しています。 ただし、劇場によって対応が異なる場合もございますので、念のため事前に各劇場へご確認くださいますようお願いいたします。

日本の劇場では、3歳未満のお子さまの入場が認められている作品は限られています。 すべてのお客様に心地よくご鑑賞いただくため、以下の点についてご理解とご協力をお願いいたします。

  • 上映中に泣き声やおしゃべりがある場合がございます。必要に応じて一時的に劇場外にご退場いただくなど、周囲のお客様へのご配慮をお願いいたします。
  • 劇場入口などには、制作者からのメッセージを掲示しています。小さなお子さまとご来場される方、そして一般のお客様の双方に、事前に趣旨をご理解いただけるよう努めています。

『パシフィック・マザー』が、小さな子どもやお母さんたちをあたたかく迎える社会を少しずつ広げていくきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。 どうぞ思いやりの心を分かち合いながら、ともに“いのち”の物語をお楽しみください。

『パシフィック・マザー』制作一同

自主上映のご案内

つながる上映会、はじめませんか?

『Pacific Mother』は、海と生きる女性たちの出産を通じて、人と海、コミュニティのつながりを問いかけるドキュメンタリー映画です。
日常の「産まれる」という奇跡について、皆さんと一緒に考え、意見を交換する時間を作りませんか? 地域やコミュニティで上映し、共に語り合うことで、新たな気づきがあるかもしれません。
あなたのコミュニティでの上映を、心からお待ちしています。

自主上映会って?

『Pacific Mother』の上映を、どなたでも企画・開催できます。
30人くらいの小さな会から、地域のイベントまで、規模は問いません。宣伝のお手伝いや上映用の素材もこちらでご用意しますので、初めてでも安心です。

上映までのながれ
  1. まずはご相談ください

    劇場での公開が終わった地域や、今後の上映予定がない地域から、順次自主上映会を開いていただけます。

    開催したい場所・日程・人数の目安が決まったら、お気軽にお問い合わせください。
    近くの地域で他の自主上映会が予定されている場合、同じ時期の開催が難しくなることがあります。そのため、上映日の決定前に、必ず事務局までご相談ください。

    お問い合わせの際は、以下の情報をなるべく詳しくお知らせいただけるとスムーズです。

    1. 上映を予定している地域
    2. ご希望の上映日(または候補日)
    3. 上映会の規模(参加予定人数など)

    皆さまにとってより良い上映となるよう、スケジュールの調整をさせていただきますので、どうぞご協力をお願いいたします。

  2. 申し込みと準備

    上映日が決まったら正式なお申し込みをお願いします。
    ポスターやチラシのデータもご希望に応じてお渡しできます。

  3. 上映素材の受け取りと確認

    上映1週間前くらいに、DVD / Blu-ray / オンラインスクリーナー(URLとパスワードを発行)が届きます。
    会場の機材でちゃんと再生できるか、必ず事前にチェックをお願いします。

  4. 上映会当日

    受付や会場づくり、お手伝いの方の分担をして準備を整えましょう。
    上映の様子は、ぜひ写真に残してください(公式SNSでご紹介させていただくこともあります)。

  5. 上映後のご報告とご返却

    上映が終わったら、素材のご返送と上映報告書のご提出をお願いします。
    その後、請求書をお送りしますので、期日までにお支払いください。

上映料金について

参加人数 料金の目安(すべて税込)

  • 〜50人 55,000円
  • 51人以上 55,000円 +( 51人目以降 × 550円 )
  • DVD / Blu-ray 各 5,000円( 追加オプション )
  • 何回上映しても、1日の合計人数で計算します。
  • 無料イベントでも同様の料金になります。

宣伝やオプションもご相談ください。

  • ポスターやチラシの印刷(有料)も対応できます。
  • SNSや公式サイトで上映会を紹介することも可能です。
  • ご希望があれば、福本幸子さん、フィルムメーカーのトーク(オンライン・対面・有料)も調整できます。
パネル展示のご案内

自主上映会とあわせて、映画『Pacific Mother』の世界観とメッセージを体感できるパネル展示をレンタルいただけます。

  • A3サイズ・全12枚
  • 借用料:1週間につき 10,000円(パネル郵送・返却日を含む)
  • 展示設営作業費・郵送費は主催者様にてご負担ください
  • また、「100人のお産プロジェクト」(https://hahasuma.com)とのコラボ展示も可能です。パネル+プロジェクト展示セットで 1週間 15,000円となります。

上映とあわせて展示を行うことで、より深く映画の世界を感じていただけます。数に限りがあるため、他の予約が入っている場合はお貸しできないことがあります。あらかじめご了承ください。詳細はお気軽にお問い合わせください。

お願い・ご注意
  1. 素材が届きましたら早めに再生テストを行なっていただきますよう、よろしくお願いいたします。
  2. 上映の様子を撮った写真は、SNSなどでご紹介する際に使わせていただくことがあります。
  3. 上映素材や報告書のご返送は、上映後1週間以内にお願いします。
  4. お振込みは、請求書の発行日から4週間以内にお願いいたします(振込手数料はご負担ください)。

その他ご注意いただきたいこと:

  • 鑑賞目的の個人への貸出は行なっておりません。
  • 近隣の上映状況により、ご希望の日程に沿えない場合もございます。あらかじめご了承ください。
  • 本作品は、現状のまま利用してください。切除、複製、改変等は一切許可しません。
  • 貸出許可から生じる権利・義務を第三者に譲渡しないでください。
  • 使用者が、その責に帰す事由により使用した作品を損傷又は滅失したときは、その損害を賠償していただきます。
  • やむを得ない事情で上映会が中止となった場合、上映料につきましてはキャンセル料はご請求しませんが、発送済みの宣伝材料 or 宣材物のみ全額ご請求させていただきます。メディアや委託販売物の返送料については発送元負担でお願いします。
  • 料金は請求書の発行日より4週間以内に振込お願いいたします。請求の振込手数料は主催者さまでご負担をお願いいたします。
お問い合わせ・お申し込み

「こんな場所でも大丈夫?」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
申込書・ご案内資料(PDF / Excel)もご用意しております。

問い合わせ先
パシフィック・マザー自主上映事務局
メール
pacificmother.jishu2025@gmail.com
電話
0887-52-9861(ゆいま〜る)

なるべく早くご返信いたしますが、万一4営業日経っても返事がない場合は、お手数ですが再度メールにてご連絡ください。

海のように、母のように。
この映画が、あなたのまちに、誰かの心に届きますように。